专利摘要:
本発明は、エンジンの冷却水温度によってプーリーとウォーターポンプの駆動軸との間の駆動力伝達を断続可能なウォーターポンプの電磁クラッチに関するもので、冷却水温度が基準値以上の場合、バネによってクラッチのプーリー及びメインクラッチが、スクリューによってディスクの両面に接触可能にして、プーリーの駆動力が駆動軸に伝達されウォーターポンプが作動可能にし、冷却水温度が基準値よりも小さい場合、コイルに電圧を印加しクラッチのプーリーがコイルに接触しながらスクリューによってメインクラッチをディスクから分離させ、プーリーの駆動力が駆動軸に伝達することを遮断して、ウォーターポンプの作動を停止させるようにしたことを特徴とする。
公开号:JP2011512503A
申请号:JP2010547557
申请日:2009-02-04
公开日:2011-04-21
发明作者:ミョンジン ウ;チョウォン キム;ジョンイル ソ
申请人:ジーエムビー コリア コーポレーション;
IPC主号:F16D27-112
专利说明:

[0001] 本発明は、車両用エンジンにおいて、冷却水を循環させるウォーターポンプをエンジンが一定の温度に上昇するまで作動停止可能にして、エンジンのウォーミングアップ時間を短縮可能にすることで、低温でのエンジン作動によってエンジン磨耗や排気ガスの増加又は燃費の低下を防止可能にすることに関する。]
[0002] また、本発明は通常の運転区間においても、従来の冷却水の温度変化の範囲よりも、その幅をさらに狭めることができ、一定の温度でエンジンの4行程サイクルが進行されて燃費を向上させ、エンジン動力の伝達効率を増大させることができるようにしたものに関する。]
背景技術

[0003] ウォーターポンプは、エンジンのシリンダブロック又はヘッドで加熱された冷却水をラジエータにより循環させ、エンジンの過熱を防止する装置であるが、エンジン始動時の、特に冬季のエンジン温度が低温状態においては、潤滑油の循環が不十分で低い温度による不完全燃焼により排気ガスが増加し、燃料の消費率も増加するので、エンジン始動後からエンジン温度がある程度上昇するまで、一定の時間空回転するウォーミングアップ後に走行を開始する。]
[0004] したがって、エンジン始動後のエンジン温度が一定の水準に到達する前には、エンジンの冷却は不要なことなので、冷却水が低温の場合にはウォーターポンプの作動を停止させることが好ましい。]
[0005] 従来のウォーターポンプをエンジン温度と連携させ、選択的に作動可能にすることについては、韓国公開特許の特1996−11154(1996.12.15公開)、特2000−32589(1998.11.16公開)、特2002-33269(2002.5.6公開)などに、エンジン温度が適正水準に到達する時のウォーターポンプのプーリーとウォーターポンプの駆動軸とを電磁クラッチで結合させ、冷却水が循環可能にしたことが開示されている。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明は、ウォーターポンプの駆動を電磁クラッチを利用してエンジン温度によって選択的に断続可能に構成されるが、ウォーターポンプがエンジンの持続的な作動のために必須のものなので、電磁クラッチ装置の異常有無に関わらずウォーターポンプを作動可能にする安全性を与え、ウォーターポンプのプーリーと駆動軸との断続を確実にできるようにする構成を提供するものである。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、電磁クラッチの「オフ(OFF)」時のウォーターポンプのプーリーと駆動軸とが接続してウォーターポンプを駆動可能にし、電磁クラッチの「オン(ON)」時のウォーターポンプのプーリーと駆動軸との接続が遮断されてウォーターポンプの作動が停止するようにし、電磁クラッチ又は電磁クラッチの電源供給において異常が発生する場合でもウォーターポンプの駆動が停止しないように構成する。]
[0008] また、本発明はウォーターポンプの駆動力を伝達するクラッチの構成要素の間で、スクリューとプーリーとに作用する負荷を利用してロッキング可能にし、クラッチの接触面でスリップの発生を防止可能にして信頼性を向上可能に構成する。]
発明の効果

[0009] 本発明は、電磁クラッチが作動しない場合には、ウォーターポンプのプーリーと駆動軸とが分離しないように構成し、電磁クラッチ又は電源供給系統において異常が発生する場合でもウォーターポンプの作動に支障がないようにしてエンジンが過熱することを防止し、エンジンの低温状態では、電磁クラッチが作動してエンジンが一定の温度以上加温された状態でのみ、ウォーターポンプが駆動可能にしてエンジンのウォーミングアップ時間を著しく短縮してエンジン磨耗や排気ガス又は燃料消費の増加などを防止可能にする効果がある。]
図面の簡単な説明

[0010] 図1は、本発明にかかるウォーターポンプの電磁クラッチ側断面の分解断面図である。
図2は、本発明にかかるウォーターポンプの電磁クラッチが「オフ」になった状態を示す図である。
図3は、本発明にかかるウォーターポンプの電磁クラッチが「オン」になった状態を示す図である。
図4は、本発明にかかるウォーターポンプの電磁クラッチの組立斜視図である。] 図1 図2 図3 図4
実施例

[0011] エンジンの冷却水温度によってプーリーと駆動軸との間の駆動力の伝達を断続可能なウォーターポンプの電磁クラッチにおいて、冷却水温度が基準値以上の場合、バネ17によってクラッチのプーリー5及びメインクラッチ6が、スクリュー14によってディスク13の両面に接触するようにしてプーリー1の駆動力を駆動軸に伝達してウォーターポンプを作動可能にし、冷却水温度が基準値よりも小さい場合、コイル4に電源が供給されてクラッチのプーリー5がコイル4に接触しながら、スクリュー14によってメインクラッチ6とクラッチのプーリー5とをディスク13から分離させてプーリー1の駆動力が駆動軸2に伝達されることを遮断可能にしたことを特徴とするウォーターポンプの電磁クラッチを最良の形態とする。]
[0012] 本発明は、電磁クラッチのコイルに電源が供給されない状態では、プーリーと駆動軸とが一体で回転しながらウォーターポンプが冷却水を循環させ、冷却水又はエンジン温度が適正温度、例えば80℃〜85℃以下と判断されると、電磁クラッチのコイルに電圧を印加してプーリーと駆動軸との接続を分離させ、ウォーターポンプの作動を停止させる。]
[0013] 以下に、本発明の好ましい実施例について添付した図面を参照して詳細に説明する。]
[0014] 詳細な説明の前に、本発明の要旨を不明瞭にしない範囲内で、周知の構成については、詳細な説明を省略するか簡略にして本発明の特徴的な構成をより明確にする。]
[0015] 図1は本発明のウォーターポンプの電磁クラッチ側断面の分解断面図であり、図2は本発明のウォーターポンプの電磁クラッチが「オフ」になった状態を示す図で、図3は本発明のウォーターポンプの電磁クラッチが「オン」になった状態を示す図で、図4は本発明のウォーターポンプの電磁クラッチの組立斜視図である。] 図1 図2 図3 図4
[0016] 図面に示したように、本発明はウォーターポンプのプーリー1の内部にプーリー1と駆動軸2との間の動力伝達を選択的に断続可能なクラッチ機構が内蔵されている。]
[0017] クラッチ機構は、ヨーク3及びコイル4で構成される電磁クラッチと、電磁クラッチの磁力によって移動するクラッチのプーリー5と、クラッチのプーリー5によって連動するメインクラッチ6とで構成される。]
[0018] クラッチ機構を構成するヨーク3には、環状のコイル4が内蔵され、ウォーターポンプのボディ7に嵌合固定され、外部の電源と繋がる。]
[0019] ボディ7には、羽根車8と繋がる駆動軸2と、駆動軸2の気密を保持するメカニカルシール10とが内蔵される。]
[0020] 駆動軸2には、駆動軸2とスプールライン11が結合するメインクラッチ6が挿入され、駆動軸2の端部にはメインクラッチ6、プーリー1などの離脱を防止するセンターナット12が結合され、メインクラッチ6の移動距離を制限する。]
[0021] メインクラッチ6から円周方向に突出する円盤部分は、プーリー1と一体に形成されるディスク13の外面との接触及び離脱が可能に構成され、メインクラッチ6の円筒部分の外周にはスクリュー14が形成され、クラッチのプーリー5のクラッチロック15と結合される。]
[0022] クラッチのプーリー5は、円盤状の形態を有し、内径方向にスクリュー14が形成された円筒形態のクラッチロック15と一体に形成され、クラッチのプーリー5の円盤と駆動軸2に固定されたストッパー16との間には、バネ17が挿入され、クラッチのプーリー5の円盤をプーリー1と一体に形成されたディスク13の方向に押圧して密着させる。]
[0023] さらに、クラッチのプーリー5の円盤はヨーク3に内蔵されたコイル4の電磁気力に反応してコイル4に電圧を印加するとコイル4と接触して固定され、コイル4に電磁気力が除去されるとバネ17の弾力によって分離され、ディスク13と接触する。]
[0024] 以下に、本発明の作用について説明する。]
[0025] 図2は、冷却水の温度センサー(図示省略)及び制御装置(図示省略)によってエンジンの冷却水温度が一定の水準以上と判断して電磁クラッチ装置のコイル4に電源が「オフ」になった状態を示す図である。] 図2
[0026] コイル4の電源が「オフ」になった状態では、プーリー1と駆動軸2とが一体化されてウォーターポンプが作動し、クラッチのプーリー5がバネ17の圧力によってディスク13側へ前進すると、クラッチのプーリー5と一体化されたクラッチロック15の内径部分に形成されたスクリュー14と、メインクラッチ6の円筒部分の外周に形成されたスクリュー14の結合部とが相対回転しながら、クラッチのプーリー5の円盤部分がディスク13の内側から前進し、メインクラッチ6の円盤部分がディスク13の外側からディスク13側に後退し、ディスク13の表裏面をクラッチのプーリー5の円盤とメインクラッチ6の円盤とが強く密着してプーリー1のディスク13と一体で回転可能にし、プーリー1の回転力がメインクラッチ6の円筒部分の内径に形成されたスプールライン11と結合する駆動軸2に伝達され、羽根車8を回転させて冷却水を循環可能にした。]
[0027] したがって、本発明では電磁クラッチに異常が発生したり、電源供給に異常が発生したりしてもウォーターポンプの駆動には支障を招くことはない。]
[0028] 図3は、冷却水の温度センサー及び制御装置によってエンジンの冷却水温度が基準以上の低温であると判断して電磁クラッチ装置のコイル4の電源をオンにした状態を示す図である。] 図3
[0029] コイル4の電源がオンになると、クラッチのプーリー5の円盤部分がコイル4と接触しながらディスク13と分離され、クラッチのプーリー5がスクリュー14によって回転しながら移動すると、スクリュー14によってメインクラッチ6の円筒部分もクラッチのプーリー5の移動方向と反対側に移動しながらディスク13と分離され、プーリー1と駆動軸2との間の駆動力伝達を遮断し、ウォーターポンプは作動されなくなる。]
[0030] 本発明は、自動車エンジンのウォーミングアップ時間の短縮のための用途及び冷却水温度を一定に保持させ、燃費向上に寄与する用途として使用できる。]
[0031] 1プーリー2駆動軸
3ヨーク4コイル
5クラッチのプーリー 6メインクラッチ
7 ボディ8羽根車
10メカニカルシール11スプールライン
12センターナット13ディスク
14スクリュー15クラッチロック
16ストッパー17 バネ]
权利要求:

請求項1
エンジンの冷却水温度によってプーリーと駆動軸との間の駆動力伝達を断続可能なウォーターポンプの電磁クラッチにおいて、上記冷却水温度が基準値以上の場合、バネ(17)によってクラッチのプーリー(5)及びメインクラッチ(6)がスクリュー(14)によってディスク(13)の両面に接触するようにして上記プーリー(1)の駆動力が上記駆動軸に伝達されて上記ウォーターポンプを作動可能にし、上記冷却水温度が基準値よりも小さい場合、コイル(4)に電源が供給されて上記クラッチのプーリー(5)が上記コイル(4)に接触しながら上記スクリュー(14)によって上記メインクラッチ(6)及び上記クラッチのプーリー(5)を上記ディスク(13)から分離させ、上記プーリー(1)の駆動力が上記駆動軸(2)に伝達されることを遮断可能にすることを特徴とするウォーターポンプの電磁クラッチ。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-11-28| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
2012-12-03| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121130 |
2013-05-08| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130507 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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